10年以上経過しているエアコンクリーニングはNG

エアコンのクリーニングを行う業者の間では、10年以上使用しているエアコンのクリーニングはNGとされています。エアコンの部品が劣化しているため、分解の際に破損するおそれがあるためです。また、製造から10年以上経過したエアコンはメーカー保証の期限が切れていることが多いのもクリーニング業者が敬遠する理由になっています。クリーニングそのものには問題はありませんが、エアコンの状態やメーカー保証の点から業者によるクリーニングはNGとされているのです。所有者が自分でクリーニングを行うこともできますが、業者による作業と同様に部品の破損やメーカー保証の期限切れなどのリスクが伴うことを忘れてはいけません。エアコンのコンディションを良好に保つことが大切ですが、極端に古いエアコンなら買い換えるのも選択肢のひとつと言えるでしょう。

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エアコンの本体はプラスチックのため経年劣化により割れやすくなる。

エアコンクリーニングを実施するときには、いくつかの注意点が存在します。長く使っているエアコンで特に気をつけなければいけないのが、エアコン本体の破損です。エアコンの本体は、プラスチックでできていることがほとんどです。エアコンに使用されている樹脂やプラスチックは、成形されて形が作られています。これが経年劣化してくると、柔軟性が失われてしまいます。柔らかさやしなって戻る特性が失われると、割れやすくなってしまうため注意が必要です。プラスチック同士がくっついて、離れなくなっていることもあります。無理に力をかけるとパキっと割れてしまいます。経年劣化が進んだエアコンをクリーニングするときには、ヒビが入ったり割れたりしないように細心の注意が求められます。分解や組み立てを行うときには、エアコンが破損しないように注意が必要です。